今回は、樹脂フェンスによるドッグランと乱形石のアプローチのご紹介です。
お庭リフォーム工事を行った現場で、樹脂フェンスによるドッグランと、タイル張りアプローチを撤去して、乱形石のアプローチを作成しました。
元々の様子
元々は、サツキやヒイラギモクセイの生垣があり、それを撤去して、ドッグランぽく、フェンスをして、人工芝をしてという感じで、お庭リフォームがしたいということでした。
土留にしていた、レンガも撤去してしまって、化粧ブロックへ変更しました。
アプローチについても、滑りやすいタイルから、天然石の乱形石を使ったものにリフォームします。タイルでも最近は、滑りにくい・ノンスリップの商品も出てはいますが、今回は、お客様の希望で、乱形の天然石になりました。アプローチが勾配がついているので、タイルだと滑りやすいのは確かです。滑りやすい順番で行くとタイル>天然石>ノンスリップタイル>インターロッキングとこんな感じになります。
いずれにしても、勾配がきつかったり、水が溜まりやすい状況であれば、どんな素材でも滑りやすくなってしまいます。また、天然石などを張る場合は、デコボコしていて、水たまりができやすくなるので、注意が必要です。
樹脂フェンス
樹脂フェンスは、アルミの柱に樹脂でできた板を張っていくフェンスです。
樹脂フェンスは、天然木っぽい、腐らないのが特徴です。
天然木っぽい板で、フェンスを作りたいのであれば、樹脂フェンスもおすすめです。
欠点といえば、熱で伸び縮する樹脂の板です。製品もよくなって、最近では、伸び縮みが抑制されていたり、伸び縮みしても大丈夫なような工夫があって、心配するほどではないくらいになってきました。
あとは、アルミのフェンスではコーナー金具というもので、完全に角を塞ぐことができますが、この樹脂フェンスにはそれがないので、板同士がくっつかない程度に近づけて角を作る感じになります。今回の現場では、内張(お庭に向いて)で施工しましたが、外張り(道路側にいたが見えるように)で施工の方が一般的なので、その方が、角を隠しやすくはなります。
樹脂フェンスの方が、角の自由度は高いといえます。
乱形石のアプローチ
次に乱形石のアプローチを施工しました。
天然石をランダムに張っていく手法(乱張り、乱形石)で、施工しています。
天然の石なので、合わせていくのや、石それぞれに大きさや厚み色といったものがまちまちなので、職人さんの腕が勝負です。
施工の基本としては、
・十字に目地が通らないようにする
・直線の目地を避ける
イメージは、カメの甲羅やサッカーボールなどが近い感じです。それの大小さまざまな石が使われるので、合わせるのが、大変です。
さすが、職人さんです。無茶苦茶きれいです。
化粧ブロックR加工
職人さんの腕が光る話で、化粧ブロックを角をまるーく仕上げてます。
それがこちらです。
一枚目を見ると、角がしっかり出てますが、二枚目は、きれいな曲線になってます。
これがかなり難しい施工になります。レンガでは、1枚が短いので、化粧ブロックに比べて曲線を作りやすくなっています。レンガで曲線が作られていたからと言って簡単に同じようにはやりにくいのです。
まとめ
今回は、お庭リフォーム工事のご紹介でした。お庭にドッグランを作りたい!、乱形石のアプローチを作りたいなど、ありましたら、今回の現場が参考になるんではないかなと思います。
乱張り風な塗装や乱張り風なインターロッキング、乱張り風なコンクリートなど、いろんな施工が増えては来ています。ただ、やっぱり天然石のランバリの高級感や特別感に勝るものはありません。いろんな施工や素材を見ていただいて、お客様が満足いただけるものをご提案させていただきます。
お庭のことでお困りごとありましたら、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております。
Symphonic Garden 現場担当 【好きなもの】ラーメン・唐揚げ、サッカー 素敵なお庭造りをお手伝いさせていただきます。 お気軽にご相談ください!ご来店お待ちしております(^^)/