Staff Blog

これからの季節の植物への水やり

このゴールデンウィーク中の一番のニュース。

危うくトノサマガエルに触れてしまいそうになったこと・・・

童話から飛び出てきたかのような立派な柄をお持ちのお殿様でした。

(なんなら今年一番のニュースかもよ)

今日は何度か突然の雷雨で少し驚きましたが、ゴールデンウィーク中は「夏」と錯覚するくらい晴天続きの毎日でした。

(腕の日焼けも絶好調!!もう美白は諦めました…

先週もチラッと話題に挙げた水やりも、いつの間にか本格化してまいりました。

ただ、Symphonic・Gardenに植えている植物が本当に豊富でまともに水やりをすると30分~40分は裕にかかってしまいます。

なので、水やりも効率的にひと工夫が必要です。

最近の「植物離れ」の要因としても頻繁に上がる”水やりの手間に時間が取れない”現代人の方々へ、おすすめの水やり方法を今日はお話しようと思います。

ただの、ワタシの手抜き水やり法ともいう💦

気温が上がるにつれNGとなるのが、葉に水をたらふくかけてしまう行為。

葉が水に濡れた状態で、夏の暑い日差しに延々照らされることにより水分の蒸発と共に変色したり、組織が壊れ枯れてしまったりします。

濡れていない状態でも葉焼けは起こりますが(人間が日焼けするのと似ています)、葉に付いた水が気温の上昇と共にぬるくなっていき蒸される状態になる事も良くありません。

それでは、具体的にどのような手順と方法で効率的水やりを行えば良いか…

1.水やりは涼しい時間帯に

これは植物に水やりをする上では「鉄則」です。

朝の早い時間帯、もしくは夕方陽が落ちる頃に水を与えてやるのが好ましいです。

理由としては、先程も出てきたように日中の暑い時間帯に水を与えてしまうと滞留している水が気温でぬるま湯状態になり葉や根が蒸され腐ってしまう為です。

2.ホースは放置で10分程度

ここでの10分というのは、樹木とその周りに低木や下草等がこんもり植えられているスペースに対してが目安となりますので、シンボルツリーが1本とか草花の寄せ植え程度となれば3分~5分で充分な場合もあります。

要は、朝や夕方の忙しい時間帯にホースを持ってボーっと10分なんて立ってられないじゃないですかっ!!

そこで、その10分を効率的かつ有意義に使う為「ホースはほーち(放置)」です。またうまい事言うてしまったわ…

ホースを「拡散」や「シャワー」などのなるべく広範囲に水が撒ける機能に合わせて樹木の幹等に添えて放置です。

10分おきに数カ所配置場所を変えて、まんべんなくお水がいきわたるように行います。

3.芝生の水やり

これがいちばん大変かもしれませんね。

芝って、夏は本当に焼けやすいし枯れ易い・・・緑を綺麗に保って管理すること自体が意外とストレスになるケースも少なくありません。

芝生に関しては、上から撒くというよりは私は根に浸透するよう染み込ませるような水やりをしています。

こんな風に芝生にホースをゆるく押し当てて、芝生の表面に水が溢れてくるくらいたっぷりと!!

法面を芝生で留めているお庭の場合は、法面のいちばん高い所に写真のようにホースを押し当てて水をやると芝生をつたって下へ下へ水が行き渡るのがよく解ります。

この場合は、法面のてっぺんにホースを放置してその間に他の作業を済ませてしまう戦法が可能ですよ。

まとめ

植物も私達と同じく、冬は寒いし夏は暑い!!

樹種や品種により、寒さや暑さに「強い」「弱い」はありますが基本的には私たちの毎日の食事同様、植物にも水分や栄養が必要です。

忙しい毎日の中では、夏場の水やりは本当に大変ですが「植物も尊い命」

今日お話しした効率的水やり方法も駆使しつつ、これからの約半年間はじっくりお水の管理をしてあげて下さいね。

毎日の水やりでSymphonic・Gardenのエゴノキも綺麗な葉と沢山の蕾をぶら下げてくれています。

植物は喋らないけど、手を掛けた分だけ生き生きとした葉を付けたり、綺麗な花を咲かせたりしてちゃんと応えてくれているんですよ♡

nagano

nagano

Symphonic Garden 営業 何気ない日々の暮らしにちょっとした楽しみと喜びを感じられる そんなお庭をお届けします。

Open
10:00~18:00
Close
Tuesday(火曜)