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お庭解体前の神事

昨日の不穏な曇り空とはうってかわって、気持ちのいい快晴の今日。

先日、完工したお客様のお宅の完成写真撮影に行ってきました。

大人(私)のリクエストに一生懸命応え、お庭で飛んだり跳ねたり走ったりしてくれる長男くん♡最終的にハァハァ息切れるまで走ってもらっちゃって…ごめんね💦ありがとう☺

こちらの完成のご報告は、また後日ゆっくりと記事にしたいと思います。

さて、先週のブログでも書かせて頂いておりました歴史あるお庭の工事がいよいよ着工しております。

着工前の先週29日の火曜日は、解体工事前の神事が執り行われ、私と現場責任者である河野先輩とで参加させて頂きました。

神主さんにお祓いをお願いしていると事前にお伺いしておりましたが、朝到着すると巫女さんまでおられたので更に緊張。

御祈祷の準備が着々と進められておりました。

祭壇にお庭の四隅と中央を見立てて、それぞれお供え物を配置してあります。

お供え物は、山の物(りんご・バナナ・みかんなど)、野の物(大根・人参・サツマイモなど)、海の物(昆布・いりこなど)、お米、お神酒、盛塩、清水。

完成した祭壇の下行われたこの儀式は、昔から魂が宿るとされてきた樹木や庭の者たちの気や魂を抜く事と、ご家族が長年慣れ親しんだお庭へ感謝の気持ちを伝える事を目的として執り行われたものです。※神事ごとには詳しくないのでかなり簡略化された説明になっております。

ほんの数か月前に初めてお目にかかったお庭なのに、この神事の最中なんとも言い知れない寂しさや感謝の気持ちが…

お施主様である奥様は、もっともっと色んな想いが湧いたことと思います。。。

でも、儀式を終えた後「これで安心して工事を迎えられる!!」と、笑顔でお言葉を下さったので私も少し安心しました。

古くからのお庭(お庭に限らずですが)を取り壊す際、「お祓い」という儀式はとても大切ですが、それ以上に長年連れ添ってきた思い出の詰まったお庭を解体する決心をする為にも、こういった儀式は必要なものなのかもしれません。

神主さまより「工事で池を埋め立てる時に、底にこれを沈めなさい」と渡された石。

河野先輩にお渡ししたら、、、「ワシが持っとったらよその池に沈めるかもしれんで」とのことなので、敢無く私が保管しています。よその池に沈めてもらってはコマル…

そんなこんなで、先週末より無事に着工の運びとなっております。

解体風景も大迫力でした。

ていうか、、、たまにある職人さんからの斜めアングルオシャレ風現場写真↑

カメラが斜めってるの?敢えての斜めなの?

「見づらいから真っすぐ撮って」と明日電話しようと思います。

nagano

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Symphonic Garden 営業 何気ない日々の暮らしにちょっとした楽しみと喜びを感じられる そんなお庭をお届けします。

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