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建物を引き立てる外構デザイン

【急募!!】

弊社が75年にわたり中心的に庭園の業務を実施してまいりました『縮景園』。

広島市の中心部に位置し四季折々の自然豊かな庭園は、多くの方の憩いの場として親しまれています。

今後も将来にわたって継続的に庭園管理業務を遂行するにあたり、このたび1名の人材を公募することといたしました。

◆募集領域:縮景園における、庭園維持管理部門の現場責任者

↓↓詳細はこちらでご確認ください

wp-content/uploads/人材公募(2020_04).pdf

名勝庭園として、大名庭園として、高い評価を頂いている縮景園を是非一緒に守っていきましょう!

※『施工管理技術者』・『造園工』・『CADオペレーター』につきましては常時募集を行っております。詳細は下記ページをご覧ください。
http://hirota-zoen.co.jp/recruit

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以前と変わらずとはいきませんが、少しずつ日常が戻ってきつつあるここ最近。

休校中ずっと通勤してきていたスタッフのお子さまたちも、無事学校生活が再開しパタリと来なくなりました…サミシーーーー!!!!

「居ないとなんか寂しいねぇー」

なんて言いながら、前に描いてくれた似顔絵を眺め仕事しています。子供が放つ空気感って、そこに居てくれるだけで心地いいものですよね☺

さて、現在Symphonic Gardenは有難いことに沢山のお客さまよりお庭のご依頼をいただいております。

今年に入ってからはご新築の外構のご依頼も増えてきており、本当に嬉しい限りです。

今日は、去年の秋頃ご新築で外構工事をさせて頂いたお客さまのところへ先日お邪魔した際に「やっぱりかっこいいなぁ」と思った玄関廻りの様子をお届けいたします。

そもそもは、寒い時期の工事だったので植栽の経過を拝見しにお伺いしたのですが、心配していた門袖前の下草たちもしっかりと根付き成長していて、丁度よいボリュームとなり門袖を引き立ててくれていたのでジロジロ色々チェックしちゃいました。。。

緑が茂りつつある梅雨の晴れ間の青空の下、全てがハッキリくっきりとしていて工事直後より遥かに素敵に見えたものでついパシャリ📸

このお家は、フラット屋根とブラックのサイディングが使用されシンプルでスッキリとした印象の建物。

そこへ木目や緑を加えることで無機質になり過ぎず程よく温もりを感じられる外構にデザインしたいな・・・というのがファーストインスピレーション。

そして、毎案件ごとにデザインの際の決め事を作るのですが、この時の決め事は

同じ視界に入る色調は3色まで!!

Rは使わず□をベースにおく!!

これを鉄則にデザインした外構であります。

あくまでも『シンプル』であることは守りつつ、冷たーい無機質な雰囲気にはならないようにというご要望の下出来上がった玄関廻りです。

ここでのアイキャッチ(目線を捉えるもの)は、マットブラックのフレームと木目のパネルが調和した門袖です。

サイズを横広にしたことで、実際よりも幅広な印象となり面を広く大きく見せてくれる効果も得る事が出来ます。

メンテナンスや劣化を考慮して、タカショーさんのエバーアートボードを使用しています。

木目はもちろん、コンクリート擁壁調や石柄などバリエーションがとにかく豊富な商材です。

建物においてもそうだと思いますが、庭においてもアイキャッチ(アイポイントとかアイストップともいうのかな)は絶対的に必要!!

見せたい場所、主役にしたい部分を決めて、そこに本当に気に入った素材や仕様を当てはめていくことをおススメいたします。

これに反して、あらゆるところに主役級の素材を使うと、視線が分散して本当に見せたい部分を活かせなかったり、全体的にうるさい印象になってしまう事態が発生しますよ。

ファッションで言うところの【一点豪華主義✨】は、外構の分野でも言えることです。

そして、アプローチはごくごく限られたスペースではあるものの、玄関への入口に彩りをもたせたいという想いから乱形の石貼りを選択しました。

ただし、色味は落ち着いたシックなブラックで。

限られたスペースを、無理なく余裕があるように演出するには乱形の石はとっても効果的のように感じます。

方形の定まった石を使うことにより、余ったスペースは『余ったので埋めました』、デッドスペースは『使いようがないので石貼りました』感が出やすいように思うので、変形で型どったスペースは乱形石という選択肢もありだと思います。

ちょっとしたスペースでも、気に入ったお好きな素材を施すことで毎日の生活が楽しくウキウキできるはずです♪

玄関廻りに隣接する駐車スペースは、乱形石を施したアプローチと緩くつながるように、手前1mくらいをコンクリートの洗い出しにして無機質な雰囲気を緩和しています。

乱形石にコンクリートをベタっと付けるとあまり綺麗な仕上がりにならないので、ブラックのピンコロ石で乱形石と洗い出しコンクリートの間にラインを設けているのもポイント。

和風の印象の強いピンコロ石も、黒御影やバサルトのようなくっきりとしたブラック調の色味を選ぶと十分に洋風に用いることが可能です。

こうしてできた駐車場は、後部のコンクリートと洗い出しとのグレーのコントラストもついて自然と柔らかな印象になります。

門袖の緑だけでは寂しいかな・・・と思っていたところで、お庭への入口前の三角スペースに人工芝を配置して、シンプルでスッキリとした格好いい建物をより一層格好よく引き立てる外構の完成です。

私は、この外構(玄関廻り)で使用した3色はズバリ!!

(グレー含む)

茶色(木目調)

でした☺

私にとって、もちろん『外構』は主役級の魅力ある存在なのですが、その反面『外構』自体はあくまでも建物やそれに付随するものをより良く素敵に引き立てる要素のひとつでしかない場合も多々あります。

豪華であればいい。

好きなものを詰め込めばいい。

やればやるだけ素敵にできる。

というものではないという事でもあるんですよね。

洋服のコーディネートと同じように、エクステリアや外構も素敵にコーディネートいたしましょう!!

コーディネートはこーでねいと!!ゆーてね☺

nagano

nagano

Symphonic Garden 営業 何気ない日々の暮らしにちょっとした楽しみと喜びを感じられる そんなお庭をお届けします。

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