まだ5月だというのに、急に日差しがガンガン照り付けるようになり・・・今年も早速時計焼け⌚ANESSA塗ろ!?
ちゃんと日光を吸収しちゃうこの肌、どうにかならんもんかしら。。いや、ANESSA塗れ!!
急に暑くなり戸惑うところですが、気温や気候は植物にとっては絶好の5月。
新緑の季節ということもあって、街路や家々の植物もきれいに色付き行く先々で心地よい空気が流れています。
我が家の5月の枝物は・・・
念願のドウダンツツジとスモークツリーにしました♪
ドウダンツツジの枝物は、毎年この時期にお花屋さんに並ぶのですが、いつも旬の間に行けず終いでなかなか良いものが入手できなかったんですよね。
今年は、宮崎帰省の際に気になっていたお花屋さんまで足を延ばし、なんと!なんと!宮崎から連れて帰ってきた代物です!!長旅お疲れさん。
流れるような枝の樹形と、綺麗に色付いた小振りで軽やかな葉が、家の中を爽やかに彩ってくれています。
スモークツリーは、見ての通りふわふわモコモコな花が最大の魅力。
スモーキーなピンクの花も可愛らしかったけど、私はこちらのワインレッドのようなパッキっとした色の花をチョイスしました♡
ドウダンツツジは長く楽しめるように、日々の水替えを忘れず行い、スモークツリーはそのままドライにする為に水には差さず飾っています。
植物の水替えできるなら、日焼け止めも塗れるでしょ!!って思うでしょー?
ところがどっこい、それとこれとは別の話なのよ“(-“”-)”ところがどっこいじゃないよ。黙ってANESSA塗っとけ!!
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さて、私の遠方工事生活はほぼ終結を迎え(ということでほとんどの時間己斐の店舗に居ます)、つい先日は、尾道で施工させていただいたご新築外構工事のお引渡しを行いました。
今日は、その現場の完成をご報告したいと思います☺
ご要望
この度は、数年前に弊社で外構工事をさせていただいたOBさまからのご紹介案件。
個人的に最も憧れる平屋の新築住宅の外構ということで、初見のヒアリングの際からドキドキワクワクが止まらなかったです。
お施主さまのご要望は、建物にマッチするシンプルな中にナチュラルなテイストを織り交ぜたデザインというものでした。
建物の、白の外壁にブラック系の屋根、それに加えて玄関ドアがチーク色の木調という組み合わせが、お施主さまにとっては少し和風寄りなイメージになるのではないか・・・という懸念があったようです。
「ナチュラルなデザインになりますか?」
という奥さまの問い掛けには、
もちろん「YES!!」です。
建物がシンプルで、しかも白壁とくればナチュラルに寄せていくことは反対に好都合。
使用する商品や、植栽により魅せ方は無限大∞と考えていいと思います!(あくまで持論)
玄関タイルに使用されているタイルが、ベージュ系の石調だったことも、ナチュラルテイストに持っていきやすい要素となりました。
あとは、駐車場のカーポートとお庭には菜園用の花壇という条件を含めてプランニングさせていただきました。
イメージパース
まずは、駐車場廻り。
駐車場は縦列仕様で、必然的に固定されてくるので、ここは実用面を重視してカーポートとコンクリートでしっかりと造り上げます。
ナチュラルなテイストは、家の顔となるフロント部分を中心に全面に押し出していきます。
駐車場の入り口は、アプローチ兼駐車場という割り当てなので、前面1mくらいまでコンクリートの洗出し仕上げと自然石の石貼りで演出。
ここへ、丸パイプ仕様のアイアンフェンスとポイントカラーのポストを入れることで、ナチュラルなテイストは大方出来上がります。
シンボルツリーはアオダモ、そしてポーチ前を彩る植栽にはシルバーリーフを織り交ぜてお洒落で可愛らしい玄関廻りの出来上がりです。
お庭の入り口にも、アプローチと同じ自然石を使用して一体感を出しました。
家庭菜園へ続く道をアプローチにして、歩きやすく見た目もテンションが上がるお庭に・・・
お庭で気兼ねなく寛ぐことが出来るよう、お庭の一部に目隠しフェンスを設置。
圧迫感回避のため、高さはブロックと合わせて地上から1.4mの高さで設定しています。
お庭に中から見ると、圧迫感はほとんど感じられず、お庭に植えた樹木の効果も手伝って程よく目線が遮られる目隠しとなります。
指定されたサイズで家庭菜園も広々と造りますよ〜♪
完成
そして完成した外構とお庭の工事。
主張の少ないシンプルなカーポートは、三協アルミ セルフィ 間口を3.3m規格にし雨の日でもなるべく濡れることなく玄関へ行けるようにしました。
カーポートの主張を最低限に抑える際には、基本的にアーバングレーという色を選ぶようにしていますが、今回はどうしても視界に入る場所で、間口サイズも広く面積も大きい!!
ということで、敢えてブラック色にすることで、手摺のアイアンや屋根と色合わせを行い同調させることにしました。
駐車場入り口に、アプローチとして東洋工業 クロノストーン オルドブラウン という石灰岩石を使用し、自然で温かみのある石畳風に仕上げます。
ポストの赤色もヴィヴィッドで、アクセントとして効いてます👍
縁の不揃いな無骨さを生かすため、目地は深目地仕様で。
欲張って背の高いアオダモを植え付けましたが、横に広い建物に対してこれは結果オーライでした。
シンボルツリーとして立派に役目を果たしてくれています。
お庭の入り口から始まるアプローチも、自然なアーチを描き雰囲気が出ています。
アプローチの先には、これから色々な食物が育まれる予定の家庭菜園。
ここは、東洋工業 ヴィンテージウッドボーダー アンバー色で縁を造り区切りました。
お庭の中には、これからの成長を楽しんでいただける樹高2.0m前後のオリーブ・フェイジョア・レモンを植付け。
レモンの実が付けば、お庭の中に黄色も加わってより華やかで可愛い空間になりそうです。
前面道路との境界に設置した目隠しフェンスには、F&F マイティウッド ライトグレーをチョイスしました。
シックなグレー色も、柱をホワイトにすることで可愛くナチュラルに見せることができますよ。
風は通しつつ、外からの視線も遮ってくれる目隠しフェンスが完成です。
まとめ
何度も言いますが、外構デザインの鉄則は「建物を引き立てる」ことが大優先事項です。
この度のFさまご夫婦が最初に言われていた「ナチュラルが好きだけど、家に合わないんじゃないか」という懸念も、Fさま邸に関しては結果的に払拭できたものの、建物に合う外構はどういったテイストかを事前に俯瞰で考えてみるのは、とても必要且つ重要なことだと思います。
今回のキーワードはまさに【ナチュラル】
そこから、ナチュラルな要素を体現するエリア、素材、カラーそれぞれを複合的に組合わせて出来上がったのが、暖かな風合いの石畳と軽やかな緑が調和するこの空間です。
いつもはデカデカとした背の高ーい樹木を植えたがる私ですが、今回はFさまのご意向も踏まえつつ、お子さまの成長と共に樹々の成長も楽しんでいただけるスタイルで植栽を施しました♪
これから夏にかけて、家庭菜園の豊作も楽しみですね♪♪
Fさま、この度は外構及びお庭の工事をおまかせいただきありがとうございました。
工事中も沢山のご配慮とお心遣いをいただき、深く感謝申し上げます。
年を追うごとに変化していくお庭を、ご家族で楽しんでいただければ嬉しいです!!
今後とも末永くお付き合いくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
Symphonic Garden 営業 何気ない日々の暮らしにちょっとした楽しみと喜びを感じられる そんなお庭をお届けします。