結局、積雪と呼べる日も訪れることなく春を迎えつつあります。
今年はイチかバチかでスタッドレスタイヤを履かずに過ごしていたので
ホッと一安心な気持ちもありつつ…段々と日本の四季が薄れていっているような
焦燥感とで複雑な気持ちです。
ご近所やお客様のお宅では梅の開花が方々で見受けられますが、皆さん口を揃えて
「今年は花が少ない!!」と嘆かれていました。季節折々の気候や気温は植物にも
多大な影響を及ぼしているみたいです。
今日は、どのお家でも必要な駐車スペースについてお話します。
最近は、どのお宅でもお車を2台以上常用しているご家庭がほとんど。
なので、建物前のスペースがほとんど駐車スペースになってしまうという場合も
少なくありません。
そんな時に浮上する問題として、多くあがるのが
①前面コンクリートだと無機質で味気ない
②アプローチも駐車場にかかるので、石やレンガを使うのは勿体ない(でもアプローチ的なのは欲しい)
③コンクリートでも良いが後々黒く汚れた時、全面がそうなるのは少し抵抗がある
といったような内容です。
限られたスペースの中で、駐車スペースを2台分確保し尚且つアプローチを示しながらも
汚れを緩和できる素材で空間を造る。
難易度の高いように感じるこのハードルですが、意外にサラッとクリアできちゃう場合も。
現在、乗用車のほとんどが軽量化、省燃費、居住性といった点に重きを置くことにより
前輪駆動が採用されています。
その為、お車の切り返し等によるタイヤ痕は主に前輪により付けられる事が多いです。
そういった事を考慮し、駐車場の前面部分に洗い出しコンクリート仕様を施すという手法を
私はよく用いています。(注:もちろん車種やメーカーにより4輪駆動も存在しますのでこれが万能というわけではありません)
コンクリートに石を混ぜ、表面のコンクリートを洗い石目を出すことにより表面が
ザラザラとした質感の仕上げとなり滑り止め効果又通常のコンクリートよりグレー味が出て
タイヤ痕などの黒汚れを緩和する事が可能となります。
写真でもお解りのように、通常のコンクリートは乾くと思いの外白っぽいのに比べ
洗い出しコンクリートはだいぶトーンが落ちるのでコントラストがついてデザインの一部にも
なります。
これをアプローチやテラスとして用いる場合は、コンクリートと馴染みの良い色味や風合いの
自然石やレンガで縁取りなどするとお庭の中でも充分に活かせる素材として活用できます。
ただ、この洗い出しコンクリートはお客様の中でも『好き』『嫌い』のお好みがハッキリと
分かれる仕様でもあるのでいつでも使える仕様ではないのもまた事実…
まだまだ、あらゆるスタイルに対応できる仕様やデザインの勉強も不可欠です!
「うちは駐車場取ったら何もできないから・・・」
とご自身の判断で早急に諦めず、思い描くご要望をとりあえず口に出してみて下さい☺
Shymphonic・Gardenがきっとあらゆる方法で夢を形に変えて差し上げられるハズ!
です♡
Symphonic Garden 営業 何気ない日々の暮らしにちょっとした楽しみと喜びを感じられる そんなお庭をお届けします。