G.W最終日は生憎の雨・・・
ですが、連休中家族サービスに奮闘されたお父さんお母さんにとっては
否応なく室内でゆったり過ごす絶好の口実になったのでは?(^_-)-☆
晴れれば20℃を裕に超す夏日続きの最中には、植物にとっても恵みの雨となったでしょう。
さて、G.Wも過ぎ次にやってくるのは5月13日(日)の母の日ですね。
今日はその母の日に関する起源やカーネーションを贈る意味など辿っていきたいと思います。
母の日の由来
母の日の由来には諸説ありますが、知られているのは20世紀初頭のアメリカ・ウェストヴァージニア州で、アンナ・ジャービスという女性が自らの母を追悼するため、 1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で赤いカーネーションを配ったのが始まりだと言われています。
この風習は1910年、ウェストヴァージニア州の知事が5月2第2日曜日を母の日にすると宣言したことから、アメリカ全土に広まっていき1914年には5月の第2日曜日が「母の日」と制定されたそうです。
その背景には、前述のアンナ・ジャービスの働きかけがあったと言われています。
アンナの母親であるアン・ジャービスという女性は、かつてアメリカの南北戦争で負傷兵のケアを行っており、負傷兵の衛生状態を改善する「マザーズデー・ウォーク・クラブ」を立ち上げ、敵兵のケアも献身的に行っていたとされています。
そんな母親のアンが亡くなった2年後に、娘のアンナが亡き母を追悼する会を教会で開き母が好きだった白いカーネーションを参加者に配ったとされています。
白いカーネーションが始まりだったんですね。
カーネーションの意味
そういった起源から始まった母の日にカーネーションを贈るという慣習。
それではカーネーションの花に込められた意味とはどういったものがあるのでしょう。
カーネーションの花の色によってまた含まれる意味も異なるみたいです!
赤色:母の日に贈るカーネーションの定番のカラーですよね。
赤いカーネーションの花言葉は、「母への愛」「母の愛」「純粋な愛」「真実の愛」
何色とあるカーネーションの色の中で、最も母親への強く直接的な想いが込められています。
白:意外にも母の日が始まった由来とされていたカーネーションの色は白。
花言葉は「私の愛情は生きている」「尊敬」
亡くなった母親へ向けて贈るカーネーションとしては定番のカラーなのだそう。
ピンク:可愛らしいピンクのカーネーション。
花言葉は、「感謝」「気品」「温かい心」「美しい仕草」
母親に向けて伝えたい想いがたくさん込められた花言葉になっています。
黄色:淡い黄色のカーネーションはビタミンカラーでもあり華やかで元気の出る色。ですが…
花言葉は、「軽蔑」「嫉妬」
贈る際には要注意です。感謝を伝えるつもりが親子喧嘩になってしまうかも~
青色:遺伝子組み換えや、白いカーネーションへの着色で作られるカーネーション。
花言葉は、「永遠の幸福」
シックで大人っぽいカラーに含まれた花言葉には、その色味とは裏腹に母親の幸せを願う温かい気持ちが込められています。
日本の母の日
日本で最初に母の日のイベントが行われたのは、明治時代末期だそうです。
大正時代になる頃には、キリスト教会等で徐々に広がっていき、昭和に入ると大日本連合婦人会が結成されたのを機に、皇后の誕生日である3月6日を母の日と定めました。
当時の母の日は5月ではなく3月であったことに驚きですね。。
そして、国民にもそれほど普及していなかったようですが、1973年にお菓子メーカーである森永製菓が「森永母の日大会」と称し、大々的に広めたことで認知されるようになり、少しづつ各地に広まったみたいです。
1949年頃から、アメリカと同様に5月の第2日曜日に行われるようになり、これが一般的となりました。
まとめ
母の日=カーネーションと何の気なく贈っている毎年のプレゼントも、そこに纏わる由来や
花に込められた意味を知った上で選ぶとさらに想いの詰まった贈り物になる事と思います。
私自身、小学生の頃の「肩たたき券」から始まりそれから28年間色々と母親へ贈り物をしてきましたが、今年は初心に立ち返り想いを詰め込んだカーネーションを贈ろうかな!
と考えています。
くれぐれも黄色のカーネーションを選ばないように・・・気を付けないとヤバいぞぉぉ~
Symphonic Garden 営業 何気ない日々の暮らしにちょっとした楽しみと喜びを感じられる そんなお庭をお届けします。