なんだか空気が完全に冬になりました。
外は急に音をたてるほどの雨・・・
植物や樹木も冬支度を始め、お休みし始めるこの季節に
少し寂しくなったお庭の様相を温かく柔らかく演出してくれる
ロートアイアン製品を紹介します。(個人的にもアイアンの風合いがとっても好きです)
ロートアイアンって
近頃よく耳にするようになった「アイアン」ですが
意外にもその歴史は古く、紀元前3000年ごろのエジプトまでさかのぼるとも
言われているそう。
中世ヨーロッパにおいて、建造物(教会やお城など)の装飾エレメントとして使われ始め
発展してきた分野だそうです。
「ロート(Wrought)」とは、細工されたとか鍛えたという意味で、棒や板状の鉄に熱を加え
て一般的には手作業で加工を施し、装飾的な形を作っていきます。
「アイアン(Iron)」は、言わずもがな「鉄」を表す単語です。
鉄と聞くと、頑丈で固くて扱いにくそうなイメージが先行してしまいがちですが
熱を加えることにより、柔らかく加工を施しやすい状態となり繊細なデザインも
可能となります。
実用性と装飾性を兼ね備える素材それがロートアイアンの代名詞と言えるかもしれませんね。
アイアンのエクステリア商品
それでは実際のアイアンで制作されたエクステリア製品て
どのようなものがあるのでしょう。
アイアンが住宅やエクステリア、インテリア等の生活の中に普及し始めると同時に
認知度も高め、今や多岐にわたりアイアンを素材とした商品やデザインが
街のあちらこちらで見受けられるようになりました。
そんな中、エクステリアにおいても沢山のデザイン性の高いアイアン商品を
吟味していただくことができるまでになっています。
ロートアイアン門扉
すごくエレガントで繊細な装飾が施された両開きの門扉です。
建物の雰囲気をより一層引き立ててくれていますよね。
ロートアイアン手摺り
手摺りについては実際に外構デザインの中に取り入れる方も多いですよね。
実用性も安全性も必要な手摺りだから、デザインは二の次・・・と考えるのではなく
デザインが良くて、実用性もあって安全面でも優れている物=アイアン!!と
冒険してみることも私はおススメしたいです。
なぜなら、もちろんアイアンの繊細で優美なデザインは最大な魅力に変わりはないですが
シンプルで単調なデザインも素材がアイアンであるというだけで
重厚感や風合いを兼ね備えそれはそれはとっても深い味わいを醸し出してくれるからです。
曲線なし!装飾なし!それでもこの存在感です。
こちらも、どちらかというとストレートがベースとなったカクカクデザイン。
こんなデザインならシンプルモダンな建物やモードなお宅にもマッチします。
エクステリアの中だけでもこんな選択肢が豊かなアイアンの世界です。
身近でお手頃なロートアイアン
とはいえ・・・ロートアイアン製品は、素材が鉄であったり
加工に手間や時間がかかっていたり、オーダー可能な商材であったりで
決してお手頃な価格のものばかりではありません。
おススメしといて、お高いの!?なんて事にもなりますよね。(私はなる、、、)
アイアン一つで雰囲気もガラっと変わるものですから、建物やお庭全体の雰囲気とも
相談して取り入れなくてはいけません。
そんな時はアイアン表札を推薦いたします。
字体も選べて、デザインも多種多様。
表札ならデザイン的にも価格的にもとっても取り入れやすいと思います。
こんな風にショップ看板のようにしても、オシャレで雰囲気あって素敵です。
結局アイアンの魅力って
存在そのものが素敵過ぎるんです!!
もちろん、素材はあくまでも「鉄」なので年月が経つほど錆や劣化も生じます。
その変化を「劣化」ととるか、「経年変化」や「味」ととるか・・・
本当にそれぞれの好みや考え方によりパッツリ分かれるところですが
アイアンに限らず、素材の特性を知り上手に心地よく付き合っていくことが
庭時間やエクステリアを楽しんでいただく上では大事なことだなと感じています。
そういった情報をきちんとお客様に伝え、取り入れたいと思っていただくことが
私たちの使命のひとつなのかもしれませんね。
時と共に風合いを増してく姿、生活に溶け込んでゆくアイアンの存在を
もっともっと知っていただけるようデザインの中にも盛り込んでいきたいと思っています。
Symphonic Garden 営業 何気ない日々の暮らしにちょっとした楽しみと喜びを感じられる そんなお庭をお届けします。