福岡で訪れた展示会にて

先日、とある展示会と数年ご無沙汰していた友人を訪ねるため福岡に行ってきました。

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正直言うと、こんな職業に就いておきながら私は根っからのインドア派。

そもそも「旅好き」の部類ではないし、旅行に行ったからと言って特別何をしたいわけでも

訪れたい場所があるでもなく…だけど、なぜだかたまに突発的かつ衝動的に旅に出てしまう。

毎回そんな感じなので、そんな私をナビゲートする友人の方が今回も少々大変そうでした。

久し振りの福岡訪問ということで、事前に友人から

どこへ行きたいか。

何がしたいか。

食べたいものはないか。

などなど、リサーチ責めされても当の私は

ゆっくり話せればいいかなぁ。

お腹いっぱいになればなんでもいいかなぁ。

特に観光する気も買い物する気もないからなぁ。

という具合….ほとほと困り果てた友人が呆れかけたので「これはヤバい!」と思い

唯一興味があり日頃からお店のH.P.もチェックしている、福岡のヴィンテージ家具店

krank marcelloの名前をピックアップ!(これなかったら「もぅ来るのやめろ!」と言われるとこだった…危ない危ない💦)

しかも、この時ちょうど展示会を行っているとの情報があったので友人付き合ってもらい

行ってきました。

ポスター ポスター②

krank marcello

ぼくらはいつのまにか 虹にさわれないことをおぼえた

私自身、ヴィンテージ家具屋さんの展示会というものが普段聞き慣れておらず

ただヴィンテージの家具をズラリ並べて展示されているものだというイメージだったのに

なんだかアーティストさんの展示会やお芝居の告知広告のようなフライヤー。

これは福岡行くだけの価値がありそうだと、いつになく楽しみが広がりました。

いざ訪れてみて驚き!そして感動!

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私のイメージと予想を遥か遠くに上回るファンタジックな空間でした。

配置してある家具はもちろんヨーロッパのヴィンテージ家具たち。

けれど、それらの家具も決して置いてあるだけでなくひとつひとつに細工がされてあったり

彫刻作品を組み合わせて物語が創られていたり。

元々のショップコンセプトである「自然や草花、光や風の存在を感じてほしい」という言葉

そのままに展示会の空間が創造されていました。

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中心に施された樹のオブジェが、空間全体を森の中のような幻想的な雰囲気に

誘ってくれているよう。

葉の付いた枝やドライフラワーなどで造作されたこのオブジェが放つ森の空気感が

不思議なんだけど心地よく、この空間に居る間は終始ふわふわしていました。

そして、なんといっても光と影に着目したインスタレーション作品てのが凄い。

光の使い方、当て方、配置..そうして映し出される影の神秘性に吸い込まれそうでした。

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エクステリアの世界でも照明を用いる機会がたくさんありますが、どこにどういった照明を

どういう風に配置するか、何を照らしそれをどのように見せたいのか、毎回悩み思案します。

この展示会での光と影が融合した作品は、どれもがその意図や物語をハッキリと示していて

とっても勉強になりました。

最近になり、アンティーク雑貨やヴィンテージ家具がまた着目されつつあり私も大好きですが

時を経て長く大事に使われてきたものって、本当に強く、味わい深く、魅力的だと思います。

そして、そういうものに触れるたびに、お庭にもその息吹を吹き込みたいという衝動に駆られ

ることもしばしば…

日々、便利なものに囲まれ進化していく日常の中で大切に受け継がれていくものを残すという

行為がどんなに大変なことか、はたまた果たしてそれが本当に大変なことなのか、、、

ちょっぴり考えさせられる展示会でした。

お昼は近くの洒落た店構えのイタリアンのお店にて。

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どこに行ってもやはり入口の店構えや外構が気になるものですね。

1泊2日の突発的な弾丸旅行でしたが、久しぶりの友人との貴重な時間に加え

思いがけず遭遇した大好きなお店の展示会という2大特典によりとても充実した

福岡旅行となりました。

nagano
Symphonic Garden 営業
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