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玄関前に余白を造る

昨夜の暴風音のおかげで、今日はやや寝不足気味。

ベッドに入るやいなや、外からガラガラガラーーーって明らかに何かが飛ばされ転がる音。

外に出て、自分の家のものが飛ばされていったのではない事を確認し部屋に戻ると、また新たに何かが転がる音…

養生をして、転がっていきそうなものは全て家の中に入れていても、もし万が一何かが残っていて、よそ様の何かにぶつかったり壊したりなんかしたら!って考えると、気になって気になって。

自然の脅威ってやつに脅かされていることを痛感した夜でした。

さて、そんな昨日の台風がやってくる前に!!と、先週末にお引渡しをさせて頂いたT様邸。

ここでも現場リポートなどで、進捗状況を報告させて頂いていた現場が無事に完成しお引渡しをすることができました。

今回は、境界いっぱいまであった花壇を撤去して玄関前に余裕とデザイン性を持たせることをテーマにリフォームさせて頂きました。

まずは、段差の高かった階段を、有効な場所で上りやすい高さに変えて造作。

毎日上り下りする場所だから、本当に好きな素材とデザインを使って拘って頂きたい玄関前。

控えめな色味で統一した中に、光の反射でキラキラと水晶の粉が光る捻りの利いた自然石を使用。

濃いめのグレーで化粧したタイルステップとのグラデーションも絶妙です。

門柱も、既存のアンティーク風なポストに合わせてレトロデザインをチョイス。

息子さんからプレゼントしてもらったポストを活かしたいという奥様の素敵なお申し出を、叶える事ができて嬉しかったです。(苦労して付けてくれたのは、現場監督💦いつもありがとう💦)

そして、その門柱の横をランダムに装う立柱のアイデアはご主人から🎶

ご夫婦揃って、時代の先行くアイデアマンなのでお話聞いてるだけでいろんな案がでてきて最高に楽しかったです。

忘れてはいけない、ご主人待望のカーポート。

窓を塞いでしまっていたアール型のカーポートから、フラットタイプのスッキリとしたデザインにモデルチェンジです。

高さも窓のサッシまで上げて、ちゃんと窓が押し出せるようになりました。

今回のT様との打合わせの中で、限られたスペースの中で、ぎゅうぎゅうに『好き』を詰め込むのではなく、選りすぐった素材をさりげなく散りばめて、その中にある余白を楽しむ感覚の大切さを学ばせて頂きました。

現在仮植中の既存のアジサイが、息子さんの手によってこの花壇に戻ってくる日を楽しみにしています☺

nagano

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Symphonic Garden 営業 何気ない日々の暮らしにちょっとした楽しみと喜びを感じられる そんなお庭をお届けします。

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